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[712] フロント
日時: 2004年02月07日(土)15時18分40秒
名前: 騎士鉄十字章柏葉付

はじめまして。
記念カキコということで。

以下の改造は、某掲示板にもカキコんだのですが、あまりにもマニアックすぎたのか、反響はイマイチでした。
が、かなり効果のある改造で、VJ22のフロントフォークの動きの悪さの、約2/3が解決されます。

というのも、ノーマルのマスターは、ブレーキの液圧が安定しないので、それがフロントフォークの動きの悪さとして感じられるのではないか、という仮設の元に、この改造を施しました。

ノーマルマスターは、ピストンとレバーの摺動面の抵抗が大きく、これを改善したのが、ラジアルマスターです。
これと同じ効果がある改造を、やってみました。
メンテ

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文章での表現は難しいですが ( No.30 )
日時: 2004年04月05日(月)22時12分53秒
名前: 騎士鉄十字章柏葉付

マスターのカップではなく、キャリパーのシールでの現象です

キャリパーのシールは断面が角です。
ブレーキをかけると、液圧でピストンが押し出されるわけですが、そのときシールも変形するようにミゾ形状を設計しています。
ブレーキを離し、液圧が下がると、シールのゴムは弾力で元の四角に戻ります。
この元に戻ることをロールアップと呼びます。
当然、弾力の多い新品の方が、ロールアップ量が大きいです。

このときにピストンもゴムの力で、元の位置に戻ります。

ロールアップ量が少ないと、ひきずりにつながりますし、多すぎるとアソびが多くなります。

と云うことは、シールのゴムの形状&材質、ミゾの形状が、キャリパーメーカーのノウハウです。

NissinとTokicoでも、大幅に異なります。
メンテ

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